MA "末永く住み継いでいく住まいづくり"

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〝末永く住み継いでいく住まいづくり″

今現在、戸建住宅を取得する場合、新築住宅にせよ、既存住宅にせよそれに伴う家計の経済的負担は大きなものです。

その要因として

・長期間を見越して住宅を取得している
・スクラップ&ビルドによる付加費用

などがあり、更には

・住宅の価値が維持されない
・小規模な既存住宅市場

なども遠因していると思われる。
したがって現状としては、10年後に家を買い替えることが難しい為どうなるのか分からない20年後30年後を想像して家を買わざるおえない。

人生には、何度か分岐点が訪れます。
結婚したり、子供が産まれたり、又は転勤したり、そして老後を迎えたりと。
その様なことを考えると、家というものは本来5～10年後くらいの短いサイクル
の生活スタイルを考えて「かえていく」のが理想的なのかと感じています。

別の住まいを取得しても、今の住まいをリフォームしても良いとは思いますが　「かえていく」ことを実現していくには

・住まいに可変性があること
・既存住宅市場の流通性があること
・住宅取得への経済的負担を減らすこと

などが重要で、更には

・耐久性
・維持管理の容易さ

なども必要になってくるでしょう。

近年世界的な低炭素社会実現への動向からも、スクラップ＆ビルドな消費体質の住まいづくりから、造ったものを長持ちさせて大切に使っていく

"末永く住み継いでいく住まいづくり"

へと転換していかなければならないと思います。